浅草蔵前ネパール人物語

なんとか受付されました

Facebookで私を知り電話してきたインド料理店を経営するネパール人社長。5月末で店を閉め葛飾区の京成立石に店を移るとのこと。「中国人にだまされた」を繰り返す社長ですが悔しかったら裁判してみろという話で。

とにかくコックの一人がやめてしまうと。立石まで通うのが嫌なのかなんなのか引っ越しが面倒なのかよく知らない。とにかく来日して大して経たないのに転職ばかりしてふらふら放浪してる期間も長い人。奥さんも一緒に辞める前に更新してしまいたいと。それからゆっくり転職先を探すと。

社長は日本語達者だし漢字もかなり読めるようなんだけど(不動産契約書が読める)通訳を放棄してすぐどっかいっちゃうのでネパール語と英語のちゃんぽんにジェスチャーを交えて意思疎通せねばならない。これが一番疲れる。人に契約書を直させといていなくなったと思ったらみんなでごはん食べてたり。

悪い人ではないんだけどどっか間が抜けてる。

5月30日に夫婦ともに更新受付られたんだけど5月31日に会社を辞めるから14日以内に所属機関に関する届出(技能その他)をしなければならない。これを私は1枚5千円で代行してる。5千円でも月に100件あれば50万ですから。

https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/nyuukokukanri10_00015.html

これは義務でありやらないと不利益に働きます。しかしコックというのはまずやらない。やれない。ケチる。「1年」がいつまでも続き不平を言う。

しかし彼の場合、わざとやりません。やったら不許可処分になってしまう。転職先が決まってからやるよう促します。しかしそのとき彼は糸の切れた凧のようにどっかへ行っています。

あと奥さんのビザ期限が8月31日なことも気になった。入管は更新時期を内規で「概ね3ヶ月前」と定めています。5月31日は土曜日で閉庁日。祝日法に則せば6月2日。適用除外なら5月30日。そんな内規に適用除外もなにもあらへん。

「概ね」と言いながら「やむを得ない特段の事情」を理由書に書けと言ってきます。「夫が会社を辞めるから」なんて口が裂けても言えません。無事に受け付けられましたが。

疲れて都営浅草線蔵前駅出口の「スクエアカフェ」へ。



おいしいサンドイッチでした。アイス珈琲がまた美味かった。おしゃれなカフェで女性客が多かったです。蔵前はもうその店はなくなりますが、スクエアカフェの隣りにインド系インド料理店があったのでまた営業に行きます。
 

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