実習生監理団体がまたしても裏契約(2020.6.24朝日朝刊)

2020/06/24

実習生というのは外国から日本に技能を学びに来る外国人のことで技能実習生といいます。日本に約30万人おられます。監理団体とは技能実習生を受け入れる窓口で、そこから現場へ派遣されます。今回の事件は海外の送出機関から技能実習生失踪時の違約金受取を覚書していたもので、技能実習適正化法に違反します。受入機関が支払う違約金は実習生が負担させられます。
なぜ失踪するのか。仕事がきつい、労働環境が劣悪、給料が聞いてたのと違う、などなど。労災申請してくれない二次受(現場)も少なくなく、暴行事件も頻繁に起こっています。「国際貢献」といいながら国内の労働力不足解消に使われている技能実習制度。今一度、見直す必要があると思います。
 

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