第3回なぎさ和楽苑落語動画撮影会

『和楽苑の花見』『子ほめ』『相撲場風景』



DVDで確認したんですが、まだ表情が硬い。どうも無観客が原因。あと稽古不足。サブタイトルにある3席を演じたんですが、一度に3席を仕事もやりながら稽古するのはかなり負担。しかも『和楽苑の花見』は改作を通り越してほとんど自作。でもボランティア担当の介護福祉士さんは「和楽苑のためにつくってくれたんですか」と喜んでくれた。

落語の出来は想像にお任せします。私としては『和楽苑の花見』はそこそこの出来だったと思うのですが、『子ほめ』と『相撲場風景』はダメ。赤点です。総体的にもっと表情豊かに、アクションをつけてやるべきなのですが、自分ではそうしているつもりでも全くできていない。

あと、今回から写真のとおり羽織を使って落語をやったのですが、この羽織紐を外すのが不器用でうまくできない。慣れの問題だと思うのですが、羽織を脱ぐタイミングでおしゃべりが詰まる。羽織紐は浅草の「たんす屋」で買ったのですが、扇好亭ほん弥師匠にクロスワードの解答を送るときに同人誌『山波』も送ったんです。そこには羽織を買ったが羽織紐がなくて困っている私が出てくるのですが、すぐに上等の羽織紐を送ってくださいました。今回はほん弥師匠にいただいた羽織で高座に上がりました。

さて、6月はなにをやりますか。直前にあわてて稽古するからダメなんです。普段から稽古しとかなきゃ。あと今までにやった演目も稽古しなおす必要があります。動画撮影ではなく生で落語を楽しんでいただけるときが来る日のため。日々、稽古です。
 

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