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桂米團治独演会(2023.7.22/銀座ブロッサム)に行って来ました

帰りは妻と月島「もん吉」でもんじゃ


大入り満員の銀座ブロッサム。米朝の実子をひと目見ようと集まる銀座っ子。けっこう自転車で来てる人が多い。私と妻は西葛西からメトロを乗り継ぎ。前売り3,800円。トリは『蛸芝居』という歌舞伎の話だったんだけどマクラで師が「鹿芝居」(噺家のやる芝居(歌舞伎)のことをこういう)を披露。『勧進帳』。

ここで師が「勧進帳を生で見たことある人は拍手」というと盛大な拍手。「歌舞伎なんか見たことない人」というと私らも含め拍手はちらほら。さすが銀座やなと。師は「大阪では逆なんですが」と。最寄り駅東銀座には歌舞伎座がある。関西には上方歌舞伎があるんですが。

これは『京の茶漬』をやらはったときのマクラ。大阪人対京都人の闘いの話。マジやから腹かかえてわろた。師曰く「上方という言い方は鎌倉時代にできた。政権が鎌倉に移ったものの天皇陛下は京におられる。これを敬って京・大坂とその周辺を上方と呼びました」とのこと。このマクラが最高におかしく、抱腹絶倒でした。



米團治の吟醸噺(2023.7.22/銀座ブロッサム中央会館)

出番
一、桃太郎 桂米舞(まいまい)
一、京の茶漬 桂米團治
一、イルカ売り 桂米輝(よねき)
一、らくだ 桂米團治
中入
一、蛸芝居 桂米團治

桂米舞という人は23才の女性でワカメちゃんのようなヘアスタイルをしています。米團治師匠の末の弟子らしいです。かわいい感じがとても好印象でした。

米輝さんは創作落語を得意とするようです。『イルカ売り』は「この噺、どうオチへつなげるんだ」と冷や冷やしましたが、笑わせてもらいました。でもこれ、いっぺん聴いたことのある人の前ではできんやろなと。

私は師の『らくだ』が一番よかった。『らくだ』といえば六代目笑福亭松鶴が十八番としていたところから笑福亭以外は演じてはならないという暗黙の了解があったのですが、今はもう関係ないようです。誰に稽古つけてもらったのか気になります。

終わって妻と有楽町線新富町へ。一駅で月島。月島と言えばもんじゃ焼き。銀座でメシ食うとたかが焼鳥でも目玉が飛び出るので。

私は月島もんじゃは「もん吉」にしか行きません。月島にはおそらく100軒以上のもんじゃ屋さんがあると思うのですが。もんじゃを作ってくれる美人な店員さんのコテさばきが見事だったんで「動画に撮影してYouTubeで上げてもいいですか」「いいですよ」。



正面に写っているのは妻です。



「もん吉」の前に立つ私。
 

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